ストレスへの耐性には個人差がありますが、やはり女性の方がデリケートなようです。
厚生労働省研究班の調査によれば、うつ病にかかる患者さんは女性が男性の2倍。日本人女性のおよそ8~10人に1人がうつで悩んでいることになります。
また女性には女性特有のライフサイクルがあり、仕事と恋愛、出産&子育て、家庭のこと、親の介護などなど、さまざまなことを同時にうまく進めていかなければなりません。その中で立ち回ることができずに、抱えたストレスが心身に影響を及ぼしてしまうことがあるようです。
また、女性の体を支えているのが「エストロゲン」「プロゲステロン」という二種類のホルモン。このホルモンを分泌する命令を出しているが脳の視床下部です。ストレスで脳が疲れてしまうと、ホルモンの分泌がうまくいかなくなり、結果ホルモンバランスが乱れて体が不調を覚えてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
ストレスが過剰になると、交感神経と副交感神経=「自立神経」のバランスが乱れてしまい、さまざまな症状を引き起こす原因になるといわれています。
頭痛
肌荒れ/ニキビ
不眠
腹痛
生理不順
手の冷え
他にも…
・過食症 ・拒食症
・肩こり ・腰痛
・うつ etc…
ストレスとは、もともと「刺激」を意味する言葉。適度なストレスは日常生活にメリハリをつけ、良い緊張感を得ることで生産性もあがります。
しかし、たまりすぎたストレスは危険です。受けたストレスに対して体がそれを跳ね返すためにさまざまな反応をする事を「ストレス状態」と呼びます。このストレス状態が、女性を更に悩ませる原因になることも。
ストレスが更なるストレスを呼ぶサイクルは避けたいものです。
ロボットのように常に正確に働けたらよいのですが、そこはやっぱり人間。疲れやストレスがたまると仕事の効率も下がってしまいます。働く女性の皆さんはどのようにして仕事中に気分転換をはかっているのでしょうか?
仕事中のちょっとした時間をつかって、色々な気分転換をしているようです。適度な気分転換は脳を活性化させ、作業効率を大きくあげることができそうですね。
働く女性のお悩み解消法現代女性に求められる役割は幅広く、それに振り回されるうちに身も心も疲れきってしまう……そんな人が増えています。全てをうまくやろうとせず、無理のない方法でほどよく「手抜き」することが、現代を賢く生き残る秘訣かもしれませんよ。
働く女性の癒しグッズと一工夫日々のつらいストレスを癒すには、自分なりの癒しの手段を得ることが大切。女性のための癒しグッズとして、アロマテラピーが不動の人気を誇っています。アロマテラピーを日常に取り入れて、ストレスをうまく和らげましょう。